香港2日目は,朝から雨.
とりあえず,ホテルの近場の飲食店へ行く.
英語は通じないので,メニューの写真を指さすが,店員さんはしきりに何か言ってくる.
全く通じないので,あきらめるか……と思ったその時,相席に座ってきた地元の人が,英語で話しかけてくれた.
どうやら,朝はセットメニューなので,メインや付け合わせ,飲み物を頼むらしい.
都度,英語で聞いてくれて,それを店員さんに広東語で話してくれる.
そうしてやっと注文することができた.ありがとうございます……
「Thank you very much.多謝(ドーゼー)」と,ありったけの感謝の意を表する.
これで,38$(約760円).
ちなみにこの麺は,日本の「出前一丁」にポークやスパイシーな調味料を加えたもので,なかなかおいしい.
なんでも,香港の人は朝に出前一丁を食べる人が多いそうだ.
雨も止んできたところで,ホテルの周りを散策する.
香港は夜も遅いけど,朝も早いようで,7時台でも活気に満ち溢れている.
この後は,油麻地から地下鉄に乗って,尖沙咀(チムサーチョイ)へ行く.
有名な重慶大厦(チョンキンマンション).
「悪の巣窟」とか「魔窟」とか言われているけど,1階の奥にある両替所はレートが良い.
ここから10分ほど歩き,スターフェリー乗り場へ行く.
ここからフェリーで香港島へ向かう.
フェリーからの眺め.
ちょっと雲行きが怪しい.
ポッティンジャーストリートは,石畳の坂道で,お土産屋さんが並ぶ雰囲気のいい道だ.
食事をしてから近くの中環駅(セントラル)へ行き,港島線に乗って鰂魚涌駅(Quarry Bay)へ.
駅から5分ほど歩くと,有名なモンスターマンションがある.
いや,すごい迫力ですね.
レンズの歪曲収差があるのか,建物が歪んでいるのか,わからないという.
中庭に入ると,有名な写真が撮れるけど,撮影禁止という話もあったので,ちらっと見て帰る.
近くにも,味わいあるマンションを発見.
と,そんなこんなで,鰂魚涌駅を後にする.
せっかくなので,いわゆる香港的な夜景を撮るか,と尖沙咀へ戻る.
ブログではわからないけど,オリジナル画像を拡大していくと,向こう岸のビルの窓まではっきりと見えて,ハッセルブラッドすげえなと,感心しました.
M10-Pで2秒とか4秒で撮影したのは初めてだったけど,あまりうまく撮れなかったのは後悔.
夜になっても30℃を下回ることはなく,汗だらだらになりながら,ホテルへと帰ることにした.