2023年6月の下旬,2泊3日で香港旅行へ行ってきました.
久しぶりの海外ということもあり楽しみだし,気合も入ります.
機材セレクトですが…….
カメラは機内持ち込みをしますし,現地での持ち運びを考えると,「使いたいカメラ」かつ「なるべく軽いカメラ」が候補となります.
そこで,それぞれのカメラの重さを量ってみました.
Hasselblad X1DⅡ + XCD 45mm f4 1128グラム ※中判センサーの割には意外と軽い
LEICA M8 + Noctilux 50mm f1 1254グラム ※レンズが重い
α7Ⅲ + Planar 50mm f1.4 1487グラム ※レンズが重い
LEICA M10-P + Elmarit 21mm f2.8 ASPH 1033グラム ※まぁ軽い
NORITA66 + Noritar 80mm f2 1791グラム ※重いし,でかい
X-Pro2 + 35mm f1.4 706グラム ※軽いし,コンパクト
NORITA66 はフィルムカメラで持っていきたかったけど,この重量と体積がネックとなり断念.
LEICAは,2台それぞれボディの特徴が異なるし(ISO感度の許容度,センサーサイズ,発色等),レンズを共用できるので両方持っていきたい.
Hasselblad X1DⅡ は,フルサイズよりセンサーサイズが大きいにも関わらず,そこまで重くないので持っていきたい.
というわけで,LEICA M10-P,LEICA M8,Hasselblad X1DⅡ をセレクトしました.
エアーとホテルはエアトリで予約,羽田を10時ころに出て,帰りは現地の16時,と効率のよいフライトで,ホテルと合わせて合計98000円くらい.
約4時間半のフライトで香港国際空港に到着.
PCR検査などもなく,スムーズに入国できました.
わかってはいたけど円安には困りましたね.
1HKD=18.4円くらいで,空港での交換レートは20000円で986HKD(1HKD=20.28円)にしかならず.高けえな,おい.
3年くらい前は1HKD=14円くらいだったのに…….
空港の交換レートはあまり良くなく,市中のチョンキンマンション内の交換所の方が良い.ので,節約するならば,市内への交通費のみを空港で交換するのが良いのだろうけど,今回は滞在も短いので,20000円で勝負をかける.
まずは,日本のSuica的なオクトパスカードを購入.Deposit (50$) 込みで200$.
エアポートエクスプレスで25分くらいで香港駅に到着.そこから地下鉄に乗り換えてホテルの最寄り駅・油麻地(ヤウマテイ)で降りる.
ホテルにチェックインして,まずは軽く腹ごしらえをしよう.
地元の飲食店へ.
写真と漢字のメニューを頼りに注文する.
出てきたのは,ビーフンのような食感の米粉麺にエビワンタン(38$).
鶏ガラっぽいスープによく合って,さっぱりとおいしい.
宿をとった油麻地は古い香港の街並みが残っているエリア.
地下鉄の駅で言うと「旺角(モンコック),「油麻地」,「佐敦(ジョーダン)」あたりは,夜市や歓楽街があって賑わっている.
6月下旬の香港は,とにかく暑い.そして急に雨が降る.
蒸し暑くて,10分も歩けばTシャツは汗まみれ.
一旦ホテルに帰って休んでから,夜にまた出かけることにする.
妖しい街並みにテンションが上がる.
LEICA M8 は,RAW現像するとデータに深みがあるというか,解像感も色味もダイナミックレンジも調整可能な幅が広い.
この写真は,RAWからのストレート現像.
それでいて,このネットリとした情感あふれる表現力には驚きましたね.
M8は,あまりISO感度を上げられないので,f1と明るいNoctilux との相性はいい.
近い場所でM10 でも撮影.
レンズのせいもあるのか,シャープだけど,ややあっさり目か.
いや,写真としてはよく写っているんだけどね.
21mm レンズが好きで,CONTAX G2では,Biogon 21mm f2.8を使っていた.
ライカの場合,スーパーアンギュロンという名玉があるけど,M10で使うと色かぶりが出てしまう.
そこで,Super Elmar 21mm と Elmarit 21mm で迷った末に,Elmarit 21mm ASPH を購入した.
このあたりは,MONDO GROSSO と満島ひかりの『ラビリンス』のPVの舞台にもなっている.
Elmarit 21mm とモノクロは,よく合うな…….
そんなこんなで,夜の街をぶらつき,撮影を楽しんで一日目が終わった.